カタスミ・シアター・ラボラトリーpart.1『地下生活者のしゅき』

カタスミ・シアター・ラボラトリー part.1

原作=ドストエフスキー(『地下室の手記』より)

脚本・演出=大瀬戸正宗(片隅企画/サラダボール)



「わたし」40歳。地下生活者。遺産が転がり込んだのを機に役人を辞め、引きこもったわたしは誰に宛てるでもない手記を黙々とかきつづけている。わたしは何者にもなれなかった。なぜなら頭が良すぎるからだ!
行動することは意味のないことだとわかっているから、19世紀の人間は概して臆病であるべきなんだ!
…わたしの自尊心が人一倍強いこともわかっている。だから病んで片隅に閉じこもっているんだよ。
ほんとは善良な正直者に、手のつけられないろくでなしに、虫けらに、英雄になりたかった。
だけど、わたしは何者でもない、そんなわたしが何を尊敬できる? 何を軽蔑できる? 何を愛せる?
わたしは、あなた? あなたは、わたし?

ドストエフスキー
(1821-1881)19世紀ロシア文学を代表する世界的巨匠。父はモスクワの慈善病院の医師。1846年の処女作『貧しき人びと』が絶賛を受けるが、1849年、空想的社会主義に関係して逮捕され、シベリアに流刑。この時持病の癲癇が悪化した。出獄すると『死の家の記録』等で復帰。1861年の農奴解放前後の過渡的矛盾の只中にあって、鋭い直観で時代状況の本質を捉え、『地下室の手記』を皮切りに『罪と罰』『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』等、「現代の予言書」とまでよばれた文学を創造した。
新潮社HPより https://www.shinchosha.co.jp/writer/133/

カタスミ・シアター・ラボラトリー とは
演劇に触れてみたい市民や演劇人に開かれた演劇活動の場。東温市や近辺在住の俳優を募集し、集まったメンバーで活動する。日本近〜現代の戯曲や、海外古典〜現代戯曲まで、幅広い戯曲を参加者と共に読解し、舞台作品としてどう表現するかを模索する。年1〜3回のペースで、シーズン毎に扱う戯曲を変更する。1シーズンは月1〜4回のペースで3ヶ月ほどかけて全8回を目安に行う。最終日には、成果発表としてショーイングを開催する予定(進行状況によって、リーディングや抜粋の上演など)。戯曲へのアプローチ(演じ方)などを参加者と意見交流しながら立ち上げていく。第一回目は三島由紀夫によって1952年に発表された『卒塔婆小町』を扱う。


出演

木村波音 堀慎太郎 野口聡璃 尾﨑海斗(片隅企画)

日時

2025.

3.30.Sun 11:00/15:00
※受付開始・開場は開演の30分前です。

会場

東温アートヴィレッジセンター シアターNEST
(東温市見奈良1125番地 レスパスシティ/クールス・モール2F)

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